「どんな家にしたいのか」は家主にしか分からない
いくら設計やデザインのプロであっても、どんな家に仕上げたいのかは家主しか知り得ない情報です。
しかし、家主にとっても漠然としたイメージしかなく言語化することが難しいことがあります。
その原因は家の将来をはっきりと見据えていないためです。
また、住んでいるその時の状況だけで判断してしまうと後悔することにもなりかねません。
なぜなら、住む人の環境も刻々と変化するからです。
バリアフリーの重要性はよく聞きますが、二世帯住宅などはご両親が車椅子生活となった場合などを想定する必要があるでしょう。
犬を飼ったり子供が大きくなったりなど10年以上先まで見据えることが、外構を決めるポイントです。
イメージを詳しく業者に伝えるのが肝心
失敗しない外構デザインにするには詳細なイメージを伝えることに注意しなければいけません。
色一つとってもイメージの相違は顕著に起こります。
男性と女性が想像する赤色は思い描くものが異なると言われています。
男性は原色に近いものを想像しやすい傾向がありますが、女性は淡いピンクに近い色を思い浮かべる違いが生じるのです。
あくまで例えですが、色やデザインを伝える場合には、しっかりと現物に近いサンプルを用意しましょう。
伝わっているだろうと思って進めてしまうと、トラブルのもとになります。
町田の景観にあった外構を作り上げるには、二人三脚での意思疎通が重要なのです。